IT社長が教えるフリーランス専用名刺の作り方【今すぐ使える見本付】

アイキャッチ画像 フリーランス名刺

こんな名刺はダメだ!
デザインに凝りすぎた名刺、肩書きと名前だけのシンプル過ぎる名刺、「家のプリンタで印刷してきた感」満載の名刺、ポケットから取り出したヨレヨレの名刺・・・
「この人に仕事頼んで大丈夫だろうか?」という名刺を見たことありませんか?人は見た目が9割と言われますが、フリーランスエンジニアの名刺も同じように見た目が9割で判断されます。ですから、たかが名刺と思わないでください。実は自分の知らない意外なところで損をしているかもしれません。この記事では、これまで100人以上のフリーランスエンジニアと名刺交換の経験がある、フリーランスエンジニア専門エージェント会社の社長である私が、初めてフリーランスエンジニアになる人に向けた理想の名刺の作り方を、実例を交えてお伝えしていきます。

1.フリーランスエンジニアの理想の名刺はコレ!

フリーランス名刺オモテ

フリーランス名刺ウラ

この名刺がもっとも筆者の記憶に残り、実際にお仕事をお願いしたフリーランスシステムエンジニアの名刺を再現した理想の名刺です。(赤字部分は本記事の説明のために入れてあります)この名刺が理想的な理由は、仕事を依頼する会社から見て知りたい項目がシンプルにまとめられているからです。フリーランスエンジニアの名刺はとても重要な営業ツールです。名刺を渡した相手から仕事の相談や依頼が来るようなものでなければならないので、使う目的、伝えたい情報が微妙に異なるサラリーマン時代の名刺と同じような名刺を作ってはいけません。

2.「あの人に仕事をお願いしたい!」と言わせる名刺のポイント7つ

フリーランスエンジニアの名刺に記入すべき情報のポイントは、
①肩書き
②氏名
③経歴
④専門・経験
⑤連絡先
⑥実績
⑦料金体系
の7つです。

なぜなら、自分の伝えたいことではなく相手の知りたいこと顧客視点に立った場合に最低限これだけは知っておきたいという項目だからです。

① 肩書き(シンプルに)
最も重要な項目で、誰が見てもすぐに分かるシンプルな肩書きにします。わかりにくい肩書きにしてはいけません。なぜなら相手はまずあなたの職業(何の専門家なのか)を知りたいからです。相手はあなたの氏名より先に職業が知りたいのです。肩書きは必ず入れましょう。

② 氏名(工夫を入れる)
氏名のみ、または、「氏名+フリガナ」が一般的です。珍しい名前でもない限り、名前だけで覚えてもらうことは困難です。ところが少し工夫するだけで、相手に覚えてもらうことができます。また同時に相手との距離を縮めることもできます。それは「名前+◯◯」や「◯◯+名前」といった表現でツッコミどころをあえて作っておくことです。◯◯にはニックネームやポリシー(信念)等を入れるとよいでしょう。例えば筆者がもらった名刺の中で「山田ジョニー」という人がいました。筆者が「ハーフですか?」と突っ込んだところ、「純日本人です。英語しゃべれません(笑)」と返されたことがありました。このようなやりとりをするだけで自然と記憶に残ってしまうものです。またFacebookマークや写真を入れることで、あなたへの親しみやすさが相手に伝わります。

③ 経歴(フリーランスになる前の経歴を入れる)
フリーランスになる前の経歴を必ず入れましょう。なぜならフリーランスとして独立する前は、どこの会社でどんな仕事をしてきたのか?ということがあなたの価値を伝える材料になるからです。例えば、誰もが知っている有名な会社でシステムエンジニアとして働いた経歴があるエンジニアAさんは、同じように有名な会社から高い報酬で仕事の依頼が来ることが日常茶飯事です。有名な会社での勤務経験がない場合は、有名なシステム、サイト、アプリ等に携わった経験を必ず経歴に盛り込んでください。

④ 専門・経験(得意分野、経験、スキル等)
あなたの専門が何か、そしてこれまでどのような経験を積んできたのか、そのうえで得意分野はコレ!スキルはコレ!というものを入れましょう。あなたが何が得意なのかを明確に伝えることで顧客が仕事を依頼しやすくなるからです。

⑤ 連絡先(公開できる範囲)
連絡先は公開できる範囲で書きましょう。名刺に住所や電話番号が書いていないからといって信用が落ちるということはないからです。口頭で説明補足すれば十分です。

⑥ 実績(守秘義務等に注意してこれまでの実績を書く)
これまでの仕事の中で代表的な実績を書きましょう。人を納得させるものは実績だからです。商品名やサービス名は、著作権や守秘義務等に注意してください。

⑦ 料金体系(だいたいの目安を書いておきます。「ご相談ください」等も可)
料金体系を書くことで相手には大体の目安がわかり、安心します。値段が書いてある方が寿司屋は入りやすい、というのと同じです。また料金をいくらにするのかは、ビジネスにおいて最も重要な部分になります。高すぎては仕事が取れませんし、安すぎては儲けが出ません。自分の市場価値を分析して、料金を決めましょう。

このように、あなたに仕事を発注する顧客に必ず質問されることをあらかじめ想定し名刺に盛り込んでおくことが重要になります。その結果、例えばビジネス交流会など限られた時間で多くの人と名刺交換するような場合、渡した名刺は7つのポイントを押さえた営業ツールとなっていますから、仕事の相談や依頼が来る可能性が飛躍的に上がります。

3.フリーランスの名刺デザインはシンプルがベスト!

フリーランスの名刺デザインはシンプルがベストです。なぜなら、読みやすさ、わかりやすさが重要だからです。凝ったデザインは不要です。筆者が13年間に渡りフリーランスエンジニアに仕事を依頼してきた経験からわかったことは、名刺のデザインと仕事のクオリティに因果関係はありません。顧客視点に立つと、顧客は技術者として何が出来るのかを一番知りたいのです。よって、名刺デザインはシンプルで文字が読みやすいデザインにしてください。

4.名刺作成サイトはコスパ重視ならラクスルを使え!

CMを見たことがある人も多いと思いますが、筆者の知る限り、ネット印刷のラクスルが現在もっともコストパフォーマンスに優れ、名刺作成に伴う操作性の高い名刺作成サイトです。

名刺印刷|ネット印刷のラクスル

筆者の会社では、以前利用していた名刺印刷ショップでは、名刺100枚864円+送料360円=合計1,224円(税込)翌日発送、ラクスルを利用している現在では、名刺100枚500円+送料205円=合計705円(税込)7日後発送ということで42%のコストダウンを実現しました。どちらも紙質は同等のものですが、納期に違いがあります。名刺印刷ショップでは翌日発送のみの取り扱い、ラクスルでは翌日発送から7日後発送までを選択して注文可能で、翌日発送だと割高になり名刺100枚1,512円+送料205円=合計1,717円になりますので、7日後発送を選択しましょう。

サイト名(コスパ順) 名刺100枚 送料 合計 発送時期
ラクスル 500円(税込) 205円(税込) 705円(税込) 注文の7日後発送
名刺印刷ショップ 864円(税込) 360円(税込) 1,224円(税込) 注文の翌日発送
ラクスル 1,512円(税込) 205円(税込) 1,717円(税込) 注文の翌日発送

また、名刺作成に伴う操作性の高さという点では、ラクスルは入稿データの形式が豊富でPDF、WORD、POWERPOINT、Illustrator、Photoshopの5種類に対応している点、名刺のテンプレートが現在約80種類ありダウンロードしてすぐにオリジナルの名刺を作ることができる点が挙げられます。

5.まとめ

フリーランスエンジニアの理想の名刺は、その名刺だけで営業ツールになり仕事の依頼が来るような7つのポイントを押さえてください。またデザインにはこだわらずシンプルなデザインにしましょう。コスパ重視なら名刺ネット印刷のラクスルを使いましょう。

以上、初めてフリーランスになるエンジニアのための名刺(見本付き)のまとめでした。